高齢者のもつ認知症などの障害に音楽療法を使った治癒で介抱を試みる音楽療法士のための、資格、求人から大学、専門学校に関する情報から音楽療法について。
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高齢者というカテゴリで音楽療法をされている方がいますがそれは間違いであると感じます。音楽療法とはその名の通り、モーツァルトなどの科学的に体にいい音楽を流して治癒を目指す方法でありますが、高齢者全員にあった音楽療法というものは存在しないですし、その音楽療法で治る範囲というのは限られているでしょう。認知症などの障害をもった高齢者でも、そのひとりひとりには思い出の曲や好みの音楽というものがあり、音楽療法ではそれらをつかって感情での記憶を呼び覚まし、ひとりの高齢者にとってひとつの方針で音楽療法を心がけていくべきであると思います。とくに認知症患者の多くは記憶していることと体験してきたことの融合的会話が多く、それを分ける壁がなんらかのショックで壊れてしまった状態にあります。その壁を再び構築するのはその人自身でありますから、音楽療法の立場としては、もう一度「なりきっている自分という立場の知覚」と「本来の自分の知覚」など、区別することにやる気をおこさせるような音楽をつかうのもよいでしょう。癒しの音楽が一般的な音楽療法の音楽となっていますが、僕自身は癒しと危険の幅の理解が大事であると考えます。子供の頃に感じた危険からのホッとする瞬間、安心からのビックリする瞬間、その瞬間に人間の心は一番活性化していると感じます。高齢者や認知症の方、障害者の方なども含め、僕が論じた考えが正しいかどうかはわかりませんが、それでも現在主流の音楽療法の考え方にとらわれず、その人その人にあった新しい音楽療法を模索していきたいものです。
音楽療法士を目指して専門学校や大学、大学院を卒業された方はすでに資格を取得しておられる方がほとんどでしょう。音楽療法は東京や埼玉、大阪などの関東圏関西圏の都市部では求人情報が多く、都心を外れた場所ではまだ求人も少ないのが現状です。主な就職先は老人ホームや福祉施設などで、主な役目は高齢者や障害者の方々のケアを担当することであります。日本音楽療法学会がつくった音楽療法士という資格を取得していれば、おおよその老人ホームや福祉施設などで、これから少しずつですが音楽療法の需要は広まっていくでしょうから、安心して続けていけると思われます。高齢者の方々にやさしい音楽、けして科学的に正しいからといった理由で行わず、高齢者の気持ちを考えた音楽療法のあり方を、音楽療法を目指して勉学に励んでいる方は追い求めていってもらいたいものです。
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